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1億円を資産運用するなら何がベスト?利回り別のリターンや注意点も解説

1億円を資産運用するなら何がベスト?利回り別のリターンや注意点も解説

1億円の資産は巨額であるが故に、その運用方法も慎重に決めたいところです。
運用する際の注意点とともに、不動産投資や株式投資、ヘッジファンドなど、運用方法について詳しく見ていきましょう。  

1億円を資産運用すべき理由

1億円という金額は、資産として眠らせておくのではなく、効率的に運用することで大きなリターンを得ることができます。

運用利率が同じでも、元手が大きければ大きいほど運用益は大きくなるため、リスクを抑えた投資でも、リターンを得やすくなるというメリットがあります。
また、資産運用と言うと資産を増やすイメージが強いかもしれませんが、適切な運用を行うことは、資産の保全や、次代への承継にも繋がります。

保有資産が高額になれば、将来の相続税も高額になるため、資産を保全しつつ、相続対策を行うことにより適切に次代へ承継していくことも考える必要があります。

1億円以上の金融資産を保有している層はいわゆる「富裕層」と呼ばれ、様々な優遇が受けられると共に、投資・資産運用の選択肢も増えるため、投資市場における優位性を活かして、更なる資産の拡大や資産保全を行っていくことが可能です。

優遇されたサービスを受けられる 

1億円以上の資産を持つ富裕層だけが受けられるサービスや投資手法があります。そのアドバンテージを活かして、資産の拡大や保全を行う方法を解説します。

ヘッジファンド

一言で言うと「富裕層だけが買える、高利回り・低リスクの投資信託」のような物です。出資者からの資金を元手にファンドが運用を行うという点は一般的な投資信託と同じですが、

  • 一般に広く公募せず、限られた顧客にだけ販売される
  • 最低購入価格が高額である

という違いがあり、富裕層だけが購入できる投資商品となっています。

プライベートバンク

金融機関や証券会社におけるサービスや、富裕層向けのコンサルティングを行う金融機関のことを指します。

専任の投資コンサルタントが付き、資産運用の助言、投資商品の提案、ポートフォリオ構築のサポートが受けられます。明確な基準は無いものの、一定額以上の金融資産を保有していることが利用条件になります。

不動産投資

富裕層の不動産投資における一番のメリットは、ファイナンスにおける優位性です。

低金利での借り入れが可能なことも多く、場合によっては、金融機関が一般の投資家には融資を出さないような耐用年数の超過した物件でも融資が受けられます。

また、通常物件購入時には、物件価格の何割かを頭金として現金で用意したり、購入にかかる諸費用(登記費用・仲介手数料等)は現金で支払ったりする必要がありますが、富裕層であれば、物件価格全額のフルローンや、諸費用も含めたオーバーローンで融資を受けられるケースもあります。

加えて、水面下の取引が多い不動産市場においては、富裕層だけに公開される物件情報があったり、優先的に良質な物件の紹介が受けられたりすることも多いため、情報の優位性があるという点も大きなメリットの1つです。

資産を目減りさせずに、次の世代へ引き継ぐ 

1億円という金額は高額であるが故に、相続時の相続税も高額になるケースが多いです。

次代への承継を考えると、ただ眠らせておくだけでは納税によって資産が目減りしてしまうため、元手を活かして資産運用を行うことで、資産を拡大し納税資金を確保したり、不動産購入により相続税の課税対象額を圧縮し将来の納税額を節税したりする、といった対策が必須です。

利回り別で見る1億円の資産運用リターン  

1億円の資産を運用したときに、利回りによってどのくらい資産が増えるのかを下記に記載しています。

具体的には、1憶円を、利回り1%、3%、5%、10%で運用した場合、それぞれ何年後にどのくらいの金額が増えるのかを紹介します。

利回り1年後3年後5年後10年後20年後
1%10,100万円10,303万円10,510万円11,046万円12,202万円
3%10,300万円10,927万円11,593万円13,439万円18,061万円
5%10,500万円11,576万円12,763万円16,289万円26,533万円
10%11,000万円13,310万円16,105万円25,937万円67,275万円

投資期間を10年とした場合、1%で運用した場合、約1,000万円の資産が増加しています。
さらに、3%で運用した場合では、1%で運用した場合に比べて、約2,000万円以上の差があることがわかります。

元手になる金融資産が高額であれば、運用利回りが1%や3%と低くても、大きなリターンを得ることができるため、リスクを抑えた投資であってもリターンを得やすいというメリットがあります。

ちなみに、不動産投資の場合は、物件価格に対しての家賃収入が利回りとして表されますが、「流動性の高い土地」や「都心好立地のタワーマンション」などは年数が経っても資産価値が下がらなかったり、場合によっては購入時よりも値上がりしたりするケースがあるため、単純に利回りで測ることができる以上のリターンを得ることも可能です。

また、不動産は融資を受けて購入することが可能なため、他の金融商品と異なり、手元の現金を残したまま高額な資産運用が行えるという点も大きなメリットです。

上記は単利(元手資金のみを運用する)でのシミュレーションですが、運用によって得られた利益も投資に回して複利で運用することで、加速度的に資産を拡大することも可能です。

1億円の資産運用におけるリスクと注意点  

1億円という金額を資産運用する際には、高額であるが故に注意するべきポイントがいくつかあります。

増やすことより減らさないことを意識する  

高いリスクをとれば非常に大きなリターンを得られる可能性もありますが、上述の通り、投資元本が大きければ大きいほど、リスクを抑えてもリターンを得やすくなるため、資産を減らさないということが重要になります。

インフレリスクに備える  

インフレが起きると貨幣価値が下がるため、金融資産は資産価値の目減りが起きる可能性があります。

保有資産が大きければ大きいほど、インフレ時の影響も大きくなるため、金融資産と現物資産をバランスよく保有することで、インフレのリスクに備える必要があります。

不動産は、一般的な相場はあるものの、相対取引で、需要と供給のバランスによって価格が決まるため、特に好立地の土地や都心のタワーマンションは価格の変動性が低く、一般的にインフレに強い資産と言われています。

銀行や証券会社からの勧誘に気を付ける 

多額の資産を保有していると、その資産を狙って様々な勧誘があります。
銀行や証券会社から投資商品の提案を受ける際には、商品内容の精査をしたうえで、投資に対して十分なリターンが見込めるかどうかや、大きなリスクを孕んでいないかを見極める必要があります。

分散投資する 

上述のインフレリスクや、市場変動リスクへの対策として、分散投資を行うことも重要です。1億円という金額は高額なので、下記のポイントで分散することが大切です。

  • 時間:一度に高額を投資するのではなく、タイミングを分散して投資する
  • 金額:社会情勢やマーケットの動きに合わせて、適切な金額で投資する
  • 商品:投資信託・個別株といった金融資産、金・不動産といった現物資産など、それぞれのメリット・デメリットが補完し合えるよう商品を分けて投資する
  • 地域:国内・国外など、エリアを分けて投資する

1億円の資産運用方法  

資産運用の方法にはいくつかの種類があります。
1億円という元手がある場合、それぞれの投資手法にどのような特徴・メリット・デメリットがあるのかを解説します。

株式投資 

特定の銘柄を選択して株式を購入し、投資先の企業の業績によって配当を受け取ったり、株価が上昇したタイミングで売却することで利益を得たりできるのが株式投資です。

メリット

  • 配当を受け取れる株に投資することで、定期的にインカムゲインを得ることができます。
  • ベンチャーなどの、値動きが大きい企業の株に投資することで、株価上昇に伴い、売却時に非常に大きなキャピタルゲインを得ることができます。

デメリット

  • 社会情勢・企業業績などの要因による下落リスクがあります。

ヘッジファンド 

上述のように、富裕層向けの投資信託のような物がヘッジファンドです。一般的な投資信託に比べて、より大きなリターンを得られる可能性があります。

メリット

  • 利益を追求する投資商品のため、一般的な投資信託に比べて利回りが高いことが多いです。

デメリット

  • 広く一般に売買されていないため、流動性が低いです。
  • 運用手数料・運用報酬などのコストが高いです。

債券投資  

国債、地方債、社債などが発行する債券を購入することで、利息を受け取ることができます。債権の種類によって償還期間が決まっており、短期~長期まで投資期間を選択することが可能です。

メリット

  • 定期的に利息を受け取ることができます。
  • 満期を迎えると額面全額が戻ってきます。
  • 発行元の信用度に応じてリスクコントロールが可能です。

デメリット

  • 金利動向や社会情勢などの要因による下落リスクがあります。

ソーシャルレンディング  

投資家が仲介業者経由で事業者へ資金を貸付け、返済金利を利益として受け取るのがソーシャルレンディングです。仲介業者を介した個人間融資のような仕組みで、インカムゲインのみが得られる投資です。

メリット

  • 株式投資などに比較して利回りが高いです。

デメリット

  • 融資先の事業者が返済できない場合の貸し倒れリスクがあります。

不動産投資  

一棟アパートなどの不動産を購入して家賃収入を得たり、購入した不動産を売却して差益を得ることで利益を出すことができるのが不動産投資です。

保有期間中は家賃収入によるインカムゲインを得られ、売却することで売却益によるキャピタルゲインを得られます。

金融資産の多寡によってファイナンス条件が大きく変わることと、合法的なスキームで相続税対策を行える投資であることから、特に富裕層に向いている投資手法として知られています。

メリット

  • 購入資金という名目でローンを借りることができるため、手元の金融資産を大きく減らすことなく高額な投資が行えます。
  • インカムゲインとして家賃収入がある場合は、ローン返済に充当することで、月々の返済負担を減らすことができます。返済額を上回る家賃収入があれば、ローン返済を進めながら月々手元にお金を残すことができます。
  • 実物資産のため、資産価値低下のリスクが小さく、インフレの影響も受けにくいです。
  • 土地は経年によって劣化しないため、価値が一定です。
  • 再開発エリアなど、マーケット価格の上昇が見込まれるエリアにおいては大きなキャピタルゲインを狙えます。
  • 不動産は現金よりも相続税の課税対象となる評価額が低いため、適切な物件を購入することで相続税の節税が可能です。

デメリット

  • 相対取引のため流動性が低く、換金に時間がかかる場合があります。
  • 空室が発生したり、賃料の滞納が発生したりするとインカムゲインが減少します。
  • 建物内で居住者が亡くなるリスクや、火災・水災といった災害リスクなどの外的要因による価値毀損の可能性があります。
  • 他の投資商品に比べて、固定資産税や修繕費などの運用コストがかかります。

まとめ

1億円の資産を運用することでリスクを抑えながら安定したリターンを得られます。

運用方法には不動産投資や株式投資、ヘッジファンドなどさまざまな選択肢があり、それぞれの特性を理解しながら適切な手法を選ぶことが重要になります。また単に資産を増やすだけでなく、インフレ対策や相続対策の視点も欠かせません。

長期的な視野を持ち、分散投資やファイナンスの活用を検討しながら、自身に合った資産運用を実践していきましょう。

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執筆者情報

Author

五藤 智典

NagoyaLounge 支店長

プロフィール

「リアルな土地相場」「業者間のネットワーク」「不動産の実務ノウハウ」に関しての豊富な知識と経験を基に、安心安全な不動産取引を第一としている。

経歴

1992年
愛知県海部郡蟹江町 出身
2011年
愛知県立旭丘高等学校 卒業
2016年

国立神戸大学 文学部人文学科 卒業
(社会学専攻 / 商店街と地域社会の関わりについて)

株式会社不動産SHOPナカジツ 入社
大名古屋ビルヂング店にて実需不動産のコンサルタントとして勤務

2020年
名古屋昭和店へ異動し、高単価の住宅・土地・収益物件などを担当
Nagoya Lounge(収益不動産事業部)の立ち上げメンバーとして従事
2021年
支店長に就任
現在
店舗運営、東海エリアの物件仕入れ責任者を担当

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