分散投資でリスク低減をはかろう!3つの方法と気を付けたいポイントを解説

2022.05.31
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分散投資とは

投資リスクを減らす一つの方法として、分散投資があります。

今回はその分散投資について、解説していきます。

 

3つの分散投資

一般的に分散投資には「資産の分散」「地域の分散」「時間の分散」と言われる3つの手法があります。

それぞれにどんな特徴があるのか下記で詳しく記載をしていきます。

資産の分散

代表的な金融資産である株式、債券、投資信託などはそれぞれ同じ値動きをするわけではなく、経済の動向に応じて逆の値動きをするものも少なくありません。

また現物資産の代表格である不動産についても金融資産同様、一定の値動きがあります。

そのような特徴のある資産へ分散して投資をすることでリスクを低減することができます。

地域の分散

投資対象の金融商品の銘柄には様々なものがあり、その対象は日本以外のものも多数存在します。

それぞれの国や地域の状況や為替により様々な値動きをするため、異なる状況の地域の銘柄や通貨などに分散して投資を行うことでリスクを低減させる手法です。

不動産投資についても同様に場所によっても相場や値動きが違うため、同様に国内外の様々な地域に分散して投資する手法もあります。

時間の分散

各投資商品の値動きを鑑み、一度に多額の投資を行わず、積立投資信託のように定額定期で投資を行うことにより、価格が高い時期には少なく、価格が安い時期には多く投資を行うのが時間の分散(ドル・コスト平均法)という手法になります。

こちらは長い目で見た際に一回当たりの投資価格が平準化され、投資リスクを抑えることにつながります。

分散投資の方法

一般的にどのような形で分散投資を行うのか、その方法について紹介していきます。

積立投資

時間の分散に最も適した投資法です。

投資対象は株式・REIT・国債などそれぞれリスクとリターンが異なります。

それぞれの投資対象に対し、例えば毎月20,000円といった形で一定金額を継続的に投資し、購入時期を分散させます。

市場環境が変化しても一時的な価格変動リスクを抑える効果が期待できる投資法です。

2018年からは年間40万円、投資期間最長20年まで非課税投資枠として認められる、「積立NISA」がスタートし、一般に広く知られるようになりました。

バランスファンド

バランスファンドとは、国内外株式、国債、REITなどに分散投資を行う投資信託のことで、一般的な投資信託が「国内株式」「国外株式」などのように投資対象が限定的なのに対し、バランスファンドはひとつのファンドで投資対象及び・地域の分散効果を期待することができます。

分散投資で気を付けるポイント

ここでは分散投資を行う際に、どのような点に気をつけなければならないか、ポイントを解説します。

最適なポートフォリオを見つける

上記にお伝えした通り、分散投資はそれぞれリスクを抑える効果はあるものの、投資される方の目的や状況に応じて、取るべき手法は異なります。

一定の金額で分散投資を行う場合、上記三つの分散手法のうち、どのような手法で、自身の資産ポートフォリオを組むのか、しっかりと検討することをオススメします。

ローリスク・ローリターンであることを踏まえる

分散投資はリスクを抑えることに効果は発揮しますが、その分リターンも低くなる投資手法です。

あくまでもその前提を忘れず、少額ずつを積み立て、長期で投資を行っていくことが一般的です。

一方でハイリスク・ハイリターンを狙う投資としては、特定の金融商品・銘柄などに一極集中で投資する集中投資があります。

こちらもご自身のありたい姿を鑑み、どこまでのリスクを許容し、リターンを狙うのか、事前に検討して投資を行いましょう。

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引地拓
株式会社不動産SHOPナカジツ 取締役 アセット事業部責任者

1987年、福島県福島市生まれ、明治大学政治経済学部卒。
2009年(株)リクルートエージェント(現リクルート)入社、
2013年より1棟不動産投資を開始、以降複数棟の運用、売買を経験した後、弊社入社。
机上の空論ではなく、10年近い自身の運用経験を基にした、お客様への誠実な提案が信条。

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